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足立区に在住の方がご自宅でご葬儀されるのをお手伝い致しました

足立区に在住の方がご自宅でご葬儀されるのをお手伝い致しました

2020年05月20日更新

足立区にお住まいのご家族のご葬儀をお手伝いさせて頂きました。


ご自宅は足立区ならではという下町っぽい雰囲気の場所。
車が一台通るのがやっとという細い道が張り巡らされた突き当たりの
お宅でした。

ご自宅で葬儀をあげたいなぁと思っていらっしゃったそうですが、
ご不安もあったそうです。

その中でも、一番のご不安は

「霊柩車がこの道を入ってこれるの?」という事でした。


実際に調べてみると、ギリギリ車が入れるくらいの道幅で、ドアを開けて
乗り降りするのは無理そうです。ということでその旨、ご説明させていただきました。


しかし、できない理由を考えていては前に進むことができません。
そこで2つご提案をさせていただきました。


①一旦お柩を霊柩車にお乗せして少し前に進み、道幅が広がったところで喪主様が
ご乗車される

②ご自宅の玄関より30メートルくらい先の道幅が広がったところで霊柩車を待機させ、そこまでご家族と私どものスタッフの手でお運びする


という2つの案です。ただ、②の案はお柩をお運びするところがご近所の方などの
目に触れるということになります。それを懸念される方もいらっしゃるかと思います。

しかし、お客様が選ばれたのは②の案でした。ご近所様の目に触れること自体に
何の問題もないということでした。

そして、ご葬儀を終え御出棺の時を迎えました。
喪主様とご長男様そして我々のスタッフ3名でお柩をお運びするということになり、
準備を済ませ玄関を出ると・・・

ご近所の方々7~8名が
「門送りさせて」と言って近寄って来て下さいました。

そして、何のためらいもなく皆様スッとお柩に手を伸ばしお手添え下さいました。


私たちよりも、長く深いお付き合いのあるご近所の皆様のお邪魔にならないように
サポートをさせていただきました。そしてご近所の方々とお身内様で約30メートルの道のりを故人様とともに歩いていただきました。

サポートをさせていただいている私たちに聞こえてきたのは、
「毎日、笑顔で植木に水をやっていたこと」

「自転車でニコニコしながらお買い物に行っていたこと」

「昔、焼き鳥屋さんで働いていたときにおみやげを持ってきて近所の方に配ってくれたこと」

などなど、色々なお話を懐かしそうにお話ししている皆様の声。

下町情緒溢れる場所で、約30メートルのわずか数分のお時間ですが、その頃の様子が
浮かんでくるような不思議なお時間を共有させていただきました。


後日、アフターサポートでご自宅に伺った時に喪主様は、
「人生の中でもっともありがたい時間の1つになりました」
と言ってくださいました。

ご近所の方々のお話のおかげで、あたたかい生活が走馬灯のようによみがえり、
感謝の気持ちいっぱいで送り出すことができたそうです。

こんなに素敵なお時間を共有させていただけたことに心から感謝しております。

本当にありがとうございました。

今回も最後までお読みいただきまして本当にありがとうございます。
このご縁に心から"感謝"です。


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